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【海洋創造コース】3年 実習風景 ドライスーツダイビング

2020.10.15 更新

海洋創造コース3年 吉田と横山です!
ダイビング実習も秋を迎えてドライスーツで行うようになりました。
ドライスーツは一人では着脱できず、バディと協力して着脱します。

この日の実習はまず吹き上げの対処法を学びました。
吹き上げとは、浮力調節を失敗して急浮上してしまうことです。
逆立ち状態でドライスーツの脚部に空気が集まってしまうと、スーツ内の空気を排気できないため吹き上げにつながってしまいます。
そのため水中で回転をし、頭を上にして脚に入った空気を上半身に移動させます、それから左腕の排気弁から空気を逃がします。
これを3mの深さで行いました。

左の二の腕にある弁から空気を抜きます

次に潜行索(ロープ)をつかって潜行浮上の練習をしました。
まず、5m地点まで潜っていき。しばらく中性浮力でその場に留まります。
バディとハンドサインを使ってコミュニケーションをとり、相手を見ながら浮上して行きます。
浮上するスピードの目安は、自分が吐いた空気の一番小さな泡を追い越さないようにすることです。
1分間に10mのペースを超えない様に浮上します。
水中深くから急上昇すると肺が破裂する危険性が高まり、減圧症の危険性も高まります。

バディと確認を取り合っています

ロープに触れず、呼吸を調整して中性浮力でその場に留っています

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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