みなさん、こんにちは!
資源育成コース3年生です。
資源育成コース航海日誌の連載5回目は、現在、長崎大学から教育実習に来ている渡邉海生先生へのインタビューです。
渡邉先生は海洋高校の卒業生でもあります。今回は、海洋高校を選んだきっかけ、高校時代の思い出、寮生活、長崎大学への進学、そして現在取り組んでいる研究についてお話を伺いました。
まず、海洋高校を知ったきっかけについて聞きました。
渡邉先生は、小さい頃から魚が好きで、ご家族に水族館やさまざまな場所へ連れて行ってもらっていたそうです。幼稚園か小学生の頃に、海洋高校の体験乗船に参加したことがきっかけで、海洋高校の存在を知ったと話してくださいました。
当時から水族館の飼育員になることが夢で、「魚のことを学べる高校に行きたい」という思いがあったそうです。新潟県で魚や水産について専門的に学べる学校として海洋高校を知り、進学を決めたというお話が印象に残りました。
次に、高校時代に特に頑張ったことについて伺いました。
渡邉先生は、水族館の飼育員になるという夢に向けて、大学進学を目指していたため、勉強にとても力を入れていたそうです。テスト勉強にも真剣に取り組み、平均評定で5を取れるように努力していたと話していました。
魚が好きという気持ちだけではなく、その夢に近づくために必要な勉強にも向き合っていたことが、とてもすごいと思いました。
寮生活についても聞いてみました。
渡邉先生は、親元を離れて生活することに最初は不安もあったそうですが、周りに友達がいることで、とても楽しい時間を過ごせたと話していました。休日には友達と魚屋さんへ行き、魚を買ってさばいて料理したり、海へ行ったり、冬にはシャルマンスキー場でスキーやスノーボードを楽しんだりしたそうです。
寮生活には決まりや大変なこともありますが、卒業してから振り返ると、とても貴重な経験だったと感じているそうです。今の私たちにとっても、寮での生活や仲間との時間は、後から大切な思い出になるのだと感じました。
長崎大学へ進学するうえで苦労したことも聞きました。
一番大きかったのは、新潟県から長崎県までの距離だったそうです。オープンキャンパスに行くにも移動に時間がかかり、バスや新幹線などを使って、長い時間をかけて向かったと話していました。
また、総合型選抜に向けた準備にも力を入れていたそうです。英語の勉強、作文の練習、面接対策などに取り組み、水産業界の動向を知るために「水産白書」も読んでいたそうです。自分の進路に向けて、必要な情報を自分で集め、準備していたことがとても参考になりました。
長崎大学を目指すきっかけについても伺いました。
渡邉先生が高校3年生の頃、長崎大学から教育実習生が来ており、その先生との出会いが長崎大学を知るきっかけになったそうです。また、当時のカッター部の顧問だった岩谷先生が長崎大学出身だったこともあり、大学について話を聞く中で、進学先として考えるようになったと話していました。
長崎県は、漁獲される魚の種類が多い地域として知られています。魚が好きな渡邉先生にとって、長崎はとても魅力的な場所だったそうです。また、新潟とは違う海や地域を見ることで、自分の知識や考え方の幅を広げたいという思いもあり、思い切って九州へ進学したそうです。
最後に、長崎大学で学んでいることについて聞きました。
渡邉先生は現在、長崎大学の海洋動物学研究室に所属しています。海洋動物学研究室では、海の生き物について幅広く研究しているそうです。
その中で渡邉先生は、長崎県の有明海で魚類相調査に取り組んでいます。魚類相調査とは、その海域にどのような魚がいるのかを調べる研究です。
どの季節にどの魚が見られるのか、魚がどのように移動しているのか、資源量がどのように変化しているのかなどを調べることで、その海にすむ生き物について、これまで知られていなかった基礎的な知見を得ることを目標にしているそうです。
今回のインタビューを通して、海洋高校での学びや経験が、大学での研究や将来の進路につながっていることを知ることができました。
渡邉先生の話を聞いて、新潟県から長崎大学へ進学するという決断力と行動力に驚きました。また、時代が変わっても、仲間と過ごす寮生活の楽しさや、海洋高校での経験の大切さは変わらないのだと感じました。
私たちも、普段の実習や学校生活の中で学んでいることを大切にしながら、自分の進路や将来について考えていきたいです。
次回の記事も楽しみにしていてください!
