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海洋丸よりFAXが届きました ~約200kgのクロカジキ、きれいな星空~

2017.05.24 更新

名古屋港に入港中の海洋丸からFAXが届きました(以下、原文)。

(2017年5月24日8時 FAX通信)

海洋丸の動向と生徒の状況について

 名古屋港入港後の動向について報告します。
 
 5月16日名古屋港ガーデン埠頭に着岸すると、名古屋港管理組合の方が訪船し、記念品等を贈呈されました。その後、船長から指導・注意をしていただき、全員外出しました。地下鉄の1日券を購入して名古屋方面まで出向き、名古屋名物を食べに行った生徒もいれば、船の近くで釣りをしていた生徒もおりました。2日目は、全員で名古屋港水族館を見学し、その後は自由行動としました。船酔いから解放され、今までの疲れを癒やすことができたと思います。
 
 18日名古屋港を出港し、マグロ延縄漁場へ向かいました。漁場へ到着するまでは、海も穏やかで漁具の準備や操業で行う作業の練習を行いました。夜、デッキに出て、満点の星を見せたところ多くの生徒が感動していました。しかし、漁場に到着するとまた時化となり、数人の生徒が船酔いをしてしまいました。
 
 21日早朝4時半から、マグロ延縄漁業実習を開始することができました。初日と2日目はマカジキが2尾ずつ釣れ、3日目にはマカジキに加え、約200kgのクロカジキが釣れ皆驚いていました。巨大なクロカジキを前に記念撮影もすることができました。先ほど、4日目の投縄作業が終了しましたが、生徒達が待ち望んでいる大型のマグロ類が釣れることを願っています。

 生徒達の実習ノートには、名古屋寄港時のこと、きれいな星空を見たこと、そして、今までに見たこともない大きなカジキを見ることができ感動した。また、航海当直やマグロ延縄漁業実習等で多くのことを体験することができて良かったと書いてありました。

 残り半分の自習となりましたが、神戸港に入港するまで、怪我や体調を崩すことがないように、再度気を引き締めて実習に望むよう指導していきたいと思います。

以上

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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