【文科省・専修学校による地域産業中核的人材養成事業(アユ)】
こんにちは、3年資源育成コースの佐藤です。
資源育成コースでは、6月初旬から、糸魚川市能生地区を流れる能生川で河川調査を行っています(写真は1週目の2年生の実習の様子です)。
調査の目的は、能生川に遡上するアユの量と能生川に生息する魚を調べることです。新潟県内水面水産試験場の方2名からご指導いただき、投網を投げて調査を行いました。投網を投げるのは難しく、最初は皆上手く広がらなくて苦戦していましたが、練習するにつれ、大きく広がるようになりました。
ちなみに6月5日に獲れた魚は、ヨシノボリ、アユ、ヤマメ、地域によっては絶滅危惧種や天然記念物に指定されているアユカケ(カマキリ)などでした。
河川調査を通して能生川の豊かな生態系を肌で感じることができて、とても良かったです。これからもこのような活動を行って生態系を深く理解したいと改めて実感しました。また、日々、河川の管理をしてくださっている漁協の方の協力なしには河川調査ができないので、感謝の気持ちを忘れずにこれからの調査も頑張りたいと思いました。