文科省・専修学校による地域産業中核的人材養成事業(水族館ユニット)
海洋技術コース二年、應永と大滝です。
現在、新潟海洋高校の生徒で夏休みにマリンドリーム能生で磯遊びとミニ水族館、能生川で鮎釣りの集客のイベントを計画しています。私たち海洋技術コース二年生が、イベントの準備の様子や能生川の情報について随時お伝えしていきます。
イベントの詳しい情報は、後日海洋LIFEにてお知らせいたします。たくさんのお客様に安全に楽しんでもらえるように日々努力していきますので、興味がある方、家族で夏休みに思い出を作りたい方、海洋高校に進学したいと思っている方々に是非イベントに参加していただけたらと思います。
今回の更新では夏休みに私たちが計画している磯遊びにおけるすべての危険と対処法を考え、クラス20人で意見を考えたことの一部をまとめました。この考えをもっと発展させたうえでイベントを行うにあたっての「安全管理マニュアル」を作成していきたいと思います。
能生に生息する毒魚を調べて生徒全員が分かるようにしておき、お客さんにも写真など見せて注意を呼び掛けておく。事前に生息場所を調べておき、そこを避けて磯遊びを行う。
オニオコゼとハオコゼ・・・75℃のお湯で30秒~1分温める。(お湯をいれる容器とお湯の用意が必要)
クラゲ類・・・刺された場所に触らず、海水で流す。流した後にアルコールで流す。
ウミケムシ・・・刺さった部分に触れないで真水で流し、ティッシュで水分を拭き取り、セロハンテープで毛を抜く。
①日陰に移動 ②水分補給 ③水をかける ④うちわで仰ぐ ⑤頭を冷やす ⑥容体がひどい場合は病院へ
手荷物は預かり、ポケットの中にもの(鍵など)を入れないように呼び掛ける。荷物を見ている人を設ける。
まずはしっかりすべての場所を探し、それでもなければ警察へ連絡。
事前に滑りやすいところを調べておく。滑りにくい靴(マリンシューズなど)を用意してもらう。一人で行動しない。走らないように呼び掛ける。救急箱(絆創膏、ガーゼ、アルコール消毒液、冷えピタ、湿布、ピンセット)を用意しておく。
血が止まらないときはガーゼで止血して、タオルや包帯で圧迫する。軽いけがのときは、真水で洗って消毒して絆創膏を貼る。
「ういてまて」を事前に教え、ライフジャケットを必ず着けてもらう。もし、溺れてる人を見つけたら助けられるように全体を見張る生徒を何人か決めておく。
1週間ほど前から天気予報を確認し、あまりにも天候が悪い場合(あらかじめ波の高さなどを決めておきその基準を超えた場合)は中止する。
上記のこと以外にもこれから考えていかなければいけないことがたくさんあるので、明日の講演会で考えをもっと綿密に、確実にしていきたいと思います。