みなさんはアクアポニックスという言葉を聞いたことがありますか?
これは水産養殖を意味するアクアカルチャー(Aquaculture)の“アクア”と、水耕栽培を意味するハイドロポニックス(Hydroponics)の“ポニックス”を掛け合わせたものです。
要するに、魚の養殖と水耕での野菜の栽培を同時に行う生産システムのことです。
本校の資源育成コースでは、本年度からこのアクアポニックスに挑戦しています。
アクアポニックスを行っている水槽
魚を飼育していると残餌や排泄物などの有機物が出ます。本来は水替えなどをして水槽内から排出するものですが、これらは野菜にとって有用な肥料であり成長に欠かせないものでもあります。そのため、この有用な資源を活用するためにアクアポニックスを行います。
今年度はチョウザメを飼育している水槽の水を用いて小松菜やバジル、レタス類などを試験的に栽培しています。
レタスを野菜栽培用水槽に設置しています。
順調に成長しています。収穫が楽しみです。
今後の展開に注目です!