食品科学コース3年生の科目「食品管理」では、ほぼ毎週食品成分の分析をしています。
今回は、食品科学コース3年平田恭子が実験の様子をレポートします!
9月までに食品の一般成分分析(タンパク質・脂質・炭水化物・無機質・水分)の分析が終わったので、今日から特定の成分をターゲットにした分析が始まります。
第一回目は「塩分」です。
食品製造業にとっては、一定の塩分の製品を出荷することはとても大事なことです。私たちは、モール法という硝酸銀を使った「沈殿滴定」で塩分を測定します。
グレープフルーツ色で混合を止めるのは意外と難しいんです。少なすぎても多すぎても良くなく、ちょうど良い色にするのが大変。
今回は、液体試料(魚醤)でしたが、次回から固形試料の分析をします。
「いつもよりしょっぱくない!?」というクレームがでない品質管理につながる実験で、とても興味深い実験でした。