3年前の春にイギリスの写真家が相撲道場を訪ね、そのときに撮った写真がポーランドの雑誌に載っており、それを見たドイツの記者からの取材依頼の手紙でした。その記者はドイツの大手航空会社であるルフトハンザ航空の座席ポケットに入っている、ルフトハンザ・マガジンの記事を書いているそうです。
24日の午後、日本在住のカメラマンのベンさんを連れて、記者のアンドレーさんが海洋高校にやってきました。そして25日から本格的に相撲部の密着取材を始めました。朝ごはんから、登校、昼休み、稽古、晩ごはんまで、1日の行動を共にしていました。さらに偶然なことに、25日には元大関・琴欧洲である鳴戸親方も稽古に訪れ、生徒一人一人に胸を出して指導してくれました。稽古後には、鳴戸親方にも取材をさせていただき、海洋の相撲部の全国的な位置づけや、印象、生徒達の将来の可能性などについて、質問をしていました。
翌26日も生徒や監督へのインタビューを中心に、取材を行いました。海洋高校の相撲部はなぜ強いのか、生徒達はなぜ地元を離れて海洋(能生中)に来たのか、将来の目標、相撲の魅力、土俵・まわしについてなど、様々な事柄を質問し、ひとつひとつ慎重に正しく理解しているようでした。
この取材を踏まえて5~10ページの記事を書き、仕上がりは数ヶ月後になるそうです。