資源育成コースの3年生が地元企業と連携して養殖している「イトウ」の引っ越し実習を行いました。
イトウの養殖を開始して2年半が経ち、全長約52cm、体重約2kgに成長しました。今後、糸魚川でのイトウ完全養殖を目指しており、親魚になるように育てていくことを計画しています。
通常、イトウは水温1~3℃以下にならないと成熟しない(卵や精子がでない)とされています。しかし、現在の養殖場の水は地下水を用いているため水温が年間を通して一定で、その水温は約12℃です。
このことから、水温が1~3℃以下になる糸魚川鮭孵化場の養殖池に引っ越すことになりました。
今回の実習で引っ越ししたイトウは合計52尾で、来年3月位までここで飼育管理する予定です。順調に成熟してくれれば良いです。