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海洋丸よりFAXが届きました (海洋技術コース3年生乗船実習 近況報告No.3)

2018.05.22 更新

実習中の海洋丸からFAXが届きました(以下、FAXの内容)。

(2018年5月22日 8時 FAX通信)

 学校では中間考査も終わり、生徒は通常の授業に戻る頃でしょうか。

 海洋丸は、5月11日(金)08:00 周囲が霧に包まれ、島や町並みを見ることができないままウラジオストク港に着岸しました。

 帰岸後、国立海洋漁業大学、太平洋科学水産研究センターの施設見学、ウラジオストク要塞博物館では戦争の歴史について学びました。
その後は、スーパーに行き初めてのルーブルでの買い物を体験しました。

 2日目は国立海洋大学で漁場(トロール、サンマの棒受け網)の簡単な講義を受け、ロシア語を学んだ後、同大学の学生と文化交流を深めることができました。
また、同大学と交流している各国(日本、韓国、カンボジア、中国等)の取り組みの説明を受け、専門分野では操船シミュレータの施設見学を行いました。
昼食後はロシア学生、教授、子どもによるコンサート視聴し海洋技術大学の学生とバレー、バスケットおよび綱引きのスポーツ交流を行いました。
バレー、綱引きは力負けをしましたが、バスケは圧勝となりました。

 帰船後は海洋技術大学の学生5名と文化交流、コンサートに出演した子どもたちを海洋丸に招いて、日本の食べ物(唐揚げ、エビフライ、イカの一夜干し、梅干し、おにぎり、お菓子)を食べながら自分たちの学校の様子や、普段勉強していることを英語で発表しました。

 3日目は市内観光やロシア料理を食べ、お土産屋で買い物を行い、海洋国立大学でさよならパーティに参加しました。
前日の文化交流、スポーツ交流、海洋丸訪船で数人の学生とは顔なじみとなっていたため、交流も盛り上がり、最後にはあちこちでハグを行いなごりおしい解散となりました。

 ロシア出航後は、ロシアに向かう途中で入れたカニ籠を揚げます。直江津港で日本国内航海の手続きを行い、マグロ延縄実習を行うため、関門海峡を通過し太平洋を南下します。

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