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【マイスターハイスクール】 漁師のD2CビジネスVol.1

2022.01.26 更新

海洋技術コース2年の布施です。
2学期末にこのプロジェクトの最初の講義をいただきましたが、年が明けていよいよ具体的な実習が始まりました!どんなことをしたのか、していくのか、レポートします!

この実習では、上越市の広告代理店の株式会社グローバルアセットモーションズの太田社長様と五十嵐様から指導を受け、私たちのコースの実習で漁獲した水産物をオンラインでお客様に販売(Direct to Consumer:D2C)することに取り組みます。漁師が直接消費者に販売することで、魚価が維持され漁家経営の改善に役立つと言われています。

具体的には、
①ロゴを作る
②ロゴをECサイトのマークとして活用する
③お客様が私たちのロゴを見ただけで海洋技術コースのオンライン販売だと瞬時に理解する
④オンライン販売というサービスと商品が喜ばれ、リピーターが増える
⑤取り組みがブランドとして定着する
という流れを目指します。

<今回の実習>
①ネット販売についての講義
→パソコン1台でできる、始めるハードルが低いので店舗間の競争が激化
②「ブランド」があるお店は良く売れる! ロゴが重要!
→「〇〇といったらコレ」と言われるブランドができれば流行りに流されない売れるお店ができる。会社の思いが図形になっている。シンプルなものが多い。

海洋技術コース19名

講師の五十嵐先生による講義

③ 実際に班別にロゴを作る
→私の班は、イカと釣り針と日本列島をモチーフに。実習で獲れたものを全国へ!

コンセプトシートをまとめながら

タブレットも使って

渾身のプレゼン(左が私)

④ 班ごとにプレゼンして、みんなで1つのロゴにしていく
→私たちの班のアイデアはあまり反映されず……

文字中心のロゴ

わかりやすい

完成度高い

現在、みんなのアイデアをまとめた案を、一度綺麗にデザインしてもらっています。来週の出来上がりが楽しみです。

今回の実習で学んだことが2つあります。
一つ目はロゴ作りがなかなか難しかったことです。モチーフや考えの方向は定まっても、なかなか「ロゴ」にすることができませんでした。ですが、私より優秀な班のアイデアを結集できたので良かったです。
二つ目はロゴの重視性です。例えば道端にポテトがあるにしても、無地の箱だったら食べるのを躊躇しますが、マクドナルドのロゴがあれば「あ!マックだ!!」と興奮し拾い上げて食べると思います。このように、ロゴがあるだけでその商品の見方がかわるので、ブランドをつくる、ということの大切さを改めて知ることが出来ました。

これからは、街でロゴを見た時は、「どんなロゴかな?」と気にして時には調べたりみようかなと思いました。楽しい実習でした!

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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