海洋LIFE

海洋創造コース・3年の八木です。

14日に潜水実習プール棟で潜水実習を行いました。

3年生の潜水実習ではドライスーツを着用して行います。ドライスーツは内側に水が入らない構造になっているため手と頭以外は水に濡れることはありません。
まずは先生からドライスーツの着用方法や水中での姿勢、吹き上げ等の危険に対する予防・対処方法について説明を受けました。
その後潜水機材を準備、そして装着をして実習に入りました。

まずは水深３ｍの場所で水中での姿勢を確認します。
実際に作業をするときは海で行うので、足を少し上げて砂を巻き上げないことを意識して練習を行います。

次に吹き上げ防止の練習です。スーツ内に空気を入れ逆さまの状態から一回転し、スーツ内のエアを抜きます。手本を見せてもらったときは簡単そうに見えたのですが、実際にしてみると思ったよりも難しくて苦戦しました。

そして海に入るエントリーの練習です。今回するのは背中から水中へ飛び込むバックロールエントリーです。装備や壁、そして自分が傷つかないようにバディと息を合わせて行います。

続いて水深10ｍまで潜水です。水深３～10ｍを行き来します。
浮上速度をコントロールするために、浮力を調節するBCDジャケットやスーツのエアの調節を慎重に行っていきます。

今回の実習が終わった後、先生方から講評をいただきました。全体の動きから個人の指導まで様々な指摘を受けました。今日の反省をもとに6月20日から24日の5日間行う新潟県沿岸航海実習では、安全に留意し、全体で一緒に動くことを意識しながら航海実習を楽しみ学びたいと思います。