11月8日(火)に(株)フジキンの方にご来校いただき、キャビアの製造方法についてご指導をいただきました。
本校の資源育成コースでは、3年前より地元企業や糸魚川市と連携し、チョウザメ養殖に取り組んでいます。予定通りにいけば数年後に成熟し、キャビアを製造することとなるため、資源育成コースの教員に対する技術指導研修という形で、製造方法を教えていただきました。
取り出した卵は水でよく洗い、その後、塩を加え味を付けました。
海外で製造され輸入されてくるキャビアは、保存期間を長くすることを目的として塩分濃度を高くしており、キャビア本来のうまみが塩味に負けてしまっているようです。しかし、原産地では保存性はよくないものの、塩分濃度が低くキャビア本来のうまみを味わうことができる「フレッシュキャビア」というものがあるようです。今回はその「フレッシュキャビア」を製造しました。
卵をとった後の親魚も魚肉として利用するため、捌きました。
数年後においしいキャビアが作れるよう、まずは飼育しているチョウザメの育成をしっかりとしていきます!