みなさんこんにちは!資源育成コース 3年の五十嵐英恵です。
今日は19日に行われた課題研究発表会について紹介させていただきます!
海洋高校では座学の授業だけでなく、実際に身体を動かす実習がたくさんあります。
その実習には「課題研究」と呼ばれる科目があり、研究や商品開発など様々な取り組みを行う授業になります。
今回の発表会は4つのコースがそれぞれ取り組んできた課題研究について各コース1つ発表しました。
トップバッターは海洋創造コースです。
糸魚川市ではイシモズクという美味しいモズクが採れることで有名です。このイシモズクの繁茂の様子をダイバーが直接調べるだけでなく、水中ドローンを活用して調べることができるようになりました。
発表の様子です
資源育成コースでは、キャビアの生産を目指しチョウザメ養殖7年目です。見た目では雌雄を見分けられないチョウザメをDNAを見ることで100%の精度でオスかメスか判別できるようになりました。また、マイクロチップを挿入し、個体管理ができるようになり、オスのチョウザメの肉をフィッシュ&チップスとして商品化しアンテナショップで販売できるようになりました。
発表の様子です
大型実習船「海洋丸」や「くびき」に乗る海洋技術コースでは、漁で獲れた際に捨てられてしまう魚「エソ」を有効活用して、新たな商品開発をしようという取り組みです。
エソは骨が多く、加工が大変だそうです。これまで練り物や揚げ物など様々な料理を試作してきた内容でした。
発表の様子です
最後の発表は食品科学コースでした。
新潟県では「新潟5大ラーメン」があるほど、ラーメンが盛んな県です!糸魚川市にも新たなラーメンを作り、地域を盛り上げたいということで糸魚川のラーメンを作成しました。
海洋高校はサケの魚醤「最後の一滴」で有名です。今回はこの最後の一滴を用いた新たなラーメン試作しました。アンテナショップに販売することを目標に、原価計算からスープを決めるところまで、全て行っておりビックリしました。
発表の様子です
発表後は審査員により順位を決められ、1位は資源育成コースでした。
資源育成コースは、11月11日に行われる「日本海北部地区水産・海洋高等学校 生徒研究発表大会」に出場し、隣県の学校と発表大会をしてきます!
とても緊張しますが、頑張っていきたいと思います!