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第3回糸魚川地域クラウド交流会in新潟県立海洋高等学校 開催!!

2023.02.24 更新

 皆さんこんにちは!1Bの阿部です!
 2月22日(水)に第3回糸魚川地域クラウド交流会in新潟県立海洋高等学校が開催されました。
 
 文部科学省委託「マイスター・ハイスクール」事業で新設された1年生科目「地域探究」の授業の一環で、海洋高校生が糸魚川で起業を目指すビジネスプランを発表しました。糸魚川信用組合様が過去2回市内で実施してきた「地域クラウド交流会」のシステムを使用するため「第3回糸魚川地域クラウド交流会in新潟県立海洋高等学校」として、起業を促す地域イベントの場を海洋高校で実施する、というコンセプトのもと開催されました。

 オンライン参加者向けにYouTubeライブ配信も行われました。

YouTubeライブ配信をしてくださったムービークリエイト レゴリス様

本格的な機材に驚きです。

 初めに今回の地域クラウド交流会を開催するにあたって増田校長、米田市長(糸魚川市教育委員会 靏本教育長代読)から応援メッセージをいただきました。また松本CEOからこれまでのマイスター・ハイスクール事業での取り組みについて説明していただきました。

増田校長

靏本教育長

松本CEO

 次にアイスブレイクとして糸魚川ブラック焼きそばのPRマスコットキャラクター「ブラック番長」と一緒に「高校生の本気の」ラジオ体操第一をしました。久しぶりにするラジオ体操だったため、忘れている生徒もいましたが体育委員のお手本を見ながら本気で取り組みました。

体育委員とブラック番長

会場にいる全員でラジオ体操をしました。

 そして、いよいよプレゼンタイムの開始です。プレゼンは地域探究の授業内で選抜された1年生5チームと有志の2年生1チームの計6チームが行いました。各チーム名とビジネスプラン名は以下の通りです。

 1.チームA「大人の新!自然体験」
 2.大地の青春「水上アスレチック」
 3.まちなか水族館「糸魚川の海洋生物について学べる場所づくり」
 4.チームわたなべ「西洋料理店 felicità」
 5.株式会社ていぼう部「管理堤防ビジネス!」
 6.株式会社NOU Ankou NOU Life「吊るす!切る!売る!〜アンコウボーイの夢〜」

チームA「大人の新!自然体験」

仲間づくりを目的とした少人数での大人向け自然体験アクティビティツアーの開催。

大地の青春「水上アスレチック」

能生の広大な海を使った水上アスレチック体験の提供。

まちなか水族館「糸魚川の海洋生物について学べる場所づくり」

糸魚川に生息している魚を間近で見ることができ、解説してもらうことのできる子どもの遊び・学びの場所をつくる。

チームわたなべ「西洋料理店 felicità」

糸魚川の食材から糸魚川の魅力について知るきっかけをつくる西洋料理店。

株式会社ていぼう部「管理堤防ビジネス!」

現在立ち入り禁止区域の堤防を施設整備・管理し、釣り場として開放する。

株式会社NOU Ankou NOU Life「吊るす!切る!売る!〜アンコウボーイの夢〜」

アンコウ吊るし切りイベントの運営とアンコウ加工品販売ビジネス。

 すべてのチームの発表後、投票を行いました。リアル参加者とオンライン参加者合わせて、約200の票が投票されました。

 その後、受付や司会など今回の糸魚川地域クラウド交流会の運営のお手伝いをした「応援し隊」とラジオ体操第一でお手本役をした体育委員の紹介がされました。

「応援し隊」と体育委員

 そして......いよいよ優勝チームの発表です!

 優勝チームは・・・

株式会社NOU Ankou NOU Lifeでした!

 優勝したチーム「株式会社NOU Ankou NOU Life」の中村さんに糸魚川地域クラウド交流会、そして優勝した感想についてお聞きしました。

 食品科学コース・2年の中村です。
 私は第3回糸魚川地域クラウド交流会に有志の2年生チームとして同コースの仲間3人と一緒に参加しました。私たちのビジネスプランは「あんこう吊るし切り」からはじまるあんこう加工品販売ビジネスです。私たち食品科学コースは、マイスター・ハイスクール事業の一環であんこうの吊るし切りイベントを行っています。私は吊るし切りを行う際に来場されたお客様が3500人を超えたことを聞き、これは糸魚川をより多くの人にもっと知ってもらう機会に常げられるのではないか、と思いこのビジネスプランを考えました。そして食品科学コースが能水商店と産学連携をすることで行っている商品開発活動の中で、あんこうの加工品を製造することでビジネスプランまでの道筋を明確にすることができました。
 来年度、私たちは無事に進級することができれば3年生になります笑。そして、わずか1年という短い期間で卒業を迎えます。この1年という間で今回、私たちが考えた案の土台を作り、次の世代へと継承できるように努力していきたいと思います。是非ご期待と応援のほど、よろしくお願いします!

 最後に糸魚川信用組合の平野理事長から終わりの挨拶として第3回糸魚川地域クラウド交流会の総評と激励の言葉をいただきました。 

交流会のリアル参加者全員で集合写真を撮りました!!

 私は地域クラウド交流会を今回、始めて知りました。起業家の応援を通じて地域活性化を図る地域クラウド交流会のしくみは、これから起業家にとっても地域に住む人にとっても良い取り組みだと思いました。6チームとも多角的に糸魚川を分析、アイデアを練り上げており、聴いていて面白いプレゼンでした。私は運営側として交流会の準備や司会、進行をお手伝いさせていただきました。裏方として動くなかで、たくさんの人たちが様々な仕事をしてくださっているおかげでイベントが作り上げられているのだと感じました。
 地域探究で糸魚川という土地について知ることや実際に起業家としてビジネスプランを考える機会となった第3回糸魚川地域クラウド交流会は来年度各コースに分かれ、この糸魚川の地でより専門的な分野について学ぶ私たちに1年にとって良い経験となりました。また最後にブラック番長と記念撮影することができたこともよい体験になりました!

実はつぶらな瞳をしているブラック番長。海洋高生にも人気です!

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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