海洋技術コース・3年の齋藤と平原です。
乗船実習もいよいよ残り1週間を切りました。
今回は乗船実習中に行ったカニ篭実習とマグロ延縄の様子をお伝えします。
カニ篭実習では海にカニ篭を入れて、4日たった後にカニ篭を引き上げていきます。
カニ篭の設置場所は毎年、実習しているポイントで行いました。
結果は34匹の蟹と少しのバイ貝だけでした。獲れた数はあまり良くなかったですが、自分たちで取った蟹はとても美味しかったです!
マグロ延縄実習の始まりは朝4時です。投縄班が餌となるムロアジを1本ずつ針に掛け海に放って行きます。延縄の仕掛けは全長30kmの長さなるため、全て終わるのに約4時間かかります。
その後、4時間経ったら揚縄の作業となります。ラジオブイという電波を発するブイを目掛けて仕掛けまで移動し、ラジオブイとセットになっている大玉を見つけます。見つけた後はブイから連なる仕掛けを回収していきます。
今回の実習ではキハダマグロ、マカジキが釣れ、外道ではエイやミズウオ、サメなどがかかりました。
実習を通して感じた事は、大自然を相手に漁をする恐怖とそれと同時に魚が獲れる喜びです。普段スーパーや料理店でしか見ない魚を実際に自分で獲り食すという貴重な体験をさせてくれた海洋丸に感謝したいです。