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《資源育成コース》ノドグロ稚魚を放流しました!

2025.04.25 更新

みなさん、こんにちは!資源育成コース3年の五十嵐です。

4月18日にノドグロ(アカムツ)稚魚の放流を行いました。
今回の放流は今年2回目の放流で、前回は3月18日に約2万尾を、今回は約1万7000尾を放流しました。

放流したノドグロ(アカムツ)稚魚はクロマグロの完全養殖で有名な近畿大学水産研究所と本校が昨年9月に人工授精し、大切に飼育してきたものです。

当日は、能生漁港の栽培漁業臨海実習棟の水槽からノドグロ稚魚を網で掬って、トラックの活魚水槽に積込み、実習船「くびき」の活魚水槽まで移しました。

その後、糸魚川市の筒石沖まで移動し、約12mの長さのあるホースを使用して海中に放流しました。

魚探(魚群探知機)で見ていると、しっかりと海底まで移動している様子がわかり、安心しました。
放流したノドグロたちは、大海原で生き生きと泳いでくれていると思います。

ノドグロ(アカムツ)は神経質な魚で、少しの衝撃や照度の変化によって、パニックになってしまい、弱ったり死んでしまう個体もいることから、細心の注意を払って、丁寧に扱うように心掛けました。

私たちが放流したノドグロ(アカムツ)たちが大きくなって、食卓に並ぶ日が来ることを期待しています!!

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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