みなさん、こんにちは!
1年の森岡です。サケ増殖事業を学ぶため、能生川ふ化場、水路、サーモンフィッシングを見学しました。
サケは、川で生まれ、海で成長し、再び生まれた川に戻って産卵し一生を終えます。能生ふ化場では、捕獲したサケから卵と精子を採取し、人工授精した卵を収容します。
水温によってふ化までの日数は異なりますが、水温10℃の場合、約48日でふ化します。 卵の中で黒い目が確認できる状態で放流することを「発眼卵放流」と呼びます。ふ化場での飼育期間を短縮し、餌代や人件費等のコスト削減と自然環境に適応する能力の高いサケが育つことが期待されています。
能生川ふ化場1
能生川ふ化場2
能生川ふ化場3
次に、サーモンフィッシングで釣り上げたサケを管理するための水路を見学しました。能生内水面漁業協同組合の経営難のため、今年度からやな場ではなく、水路を設置しています。見学中に、サケが釣れました!しかし…想像していたサケとは違い、痩せこけていました。生まれた川へ戻るサケは、遡上と産卵という一生一代の重要なイベントに集中するため、餌を食べず痩せているそうです。
能生川水路1
能生川水路2
能生川水路3
そして、この能生川に遡上したサケを有効利用して開発された商品が魚醤「最後の一滴」。
「最後の一滴」という商品名には、開発に関わった先輩たちの「糸魚川で最期を迎える鮭を大切に使いたい!」という思いと、「料理の最後に使用すると美味しい!」という意味が込められていると知りました。商品名の由来に、改めて納得しました。
サーモンフィッシング1
サーモンフィッシング2
サーモンフィッシング3
近年のサケの不漁、ふ化場や漁業組合の維持など、サケ増殖事業の課題の多さを実感できました。「理想は、サケが自然に戻ってくる川の姿であるが、人が深く関わりすぎているため、すぐには難しい。」と話す先生の言葉が心に残りました。水産資源管理の知識や技術を身につけながら、課題解決の糸口を見つけていきたいです!
