みなさん、こんにちは!
水産資源科・資源育成コースです。
12月22日(月)13:30から西能生地区公民館および能生川支流・白鳥川にて、能生内水面漁業協同組合との協働で「サケの発眼卵放流体験会」を行いました。
能生川においても採捕尾数がこの10年間で1/10程度まで減少しており、能生内水面漁業協同組合も経営難となっています。そこで資源育成コースでは、能生内水面漁業協同組合と連携し、省コストな放流手法として注目される「発眼卵放流」の実用化に向けた取り組みを行っています。
■研究概要の発表等
サケの生活史や、稚魚放流量と回帰尾数の関係、現在のサケふ化放流事業が抱える問題点と、それを解決するための「発眼卵放流」などの具体的な手法について、分りやすく発表しました。
■発眼卵放流
まず発眼卵放流群が、稚魚に育つ生残率を調べるための「バイバート・ボックス」に発眼卵を300粒ずつ入れ、川底に埋設しました。サケの産卵床と同じように石を使って埋めました。
続いて、現場で効率よく発眼卵放流するための木型枠を使用しました。発眼卵放流する場所の川底を、クワやスコップを使って5cmくらい掘り、型枠を設置します。その後、型枠の内側に石を積み、川の流れの影響がない「止水状態」をつくりました。
止水状態ができたら、いよいよ発眼卵を投入!発眼卵の投入後は、その上に石を積んで発眼卵が流されないようにします。発眼卵は衝撃に強く、すごく丈夫で、石を積んだりしても潰れないことに驚きました。石を積み終わったら、型枠を抜いて完成!
■サケ鍋のふるまい
全体をとおして、サケ増殖事業が抱える課題と、その解決への糸口として期待されている「発眼卵放流」などの具体的な手法について、しっかりと理解することができました。私達が直接川底に発眼卵を埋めることで、多くのサケが戻ってくるきっかけとなることを願っています!
