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《海洋技術コース》海洋丸乗船実習① 能生漁港出港から鹿児島入港まで

2026.06.22 更新

みなさん、こんにちは!
海洋技術コース3年生です。

私たちは、5月13日から6月11日までの30日間、実習船「海洋丸」で乗船実習を行いました。

今回から3回にわたり、乗船実習中の様子を航海日誌で紹介していきます。第1回目となる今回は、能生漁港を出港してから、最初の寄港地である鹿児島に入港するまでの様子をお届けします。

5月13日、出港当日。多くの保護者や先生方に見送られながら、私たちは期待と不安を胸に能生漁港を出港しました。これから始まる30日間の実習に緊張しながらも、「しっかり学んで帰ってこよう」という気持ちで海洋丸に乗り込みました。

出港後、すぐに航海当直が始まりました。航海当直とは、船を安全に運航するために、見張りや操船などの業務を交代で行うことです。私たちは24時間体制で、4時間ごとに交代しながら当直業務に取り組みました。

当直では、周囲の船や海の様子を確認しながら、安全な航海を支えます。慣れない環境の中で緊張する場面もありましたが、班員同士で声を掛け合いながら、一つひとつの業務に真剣に取り組みました。

当直以外の時間には、マグロ延縄実習に向けた準備や、船内でのさまざまな作業を行いました。マグロ延縄実習の流れを何度も確認し、本番に向けて練習を重ねました。実際の海の上で行う実習なので、道具の扱い方や作業の順番をしっかり身につけることが大切です。

能生漁港を出港して数日後、山口県と福岡県の間に位置する関門海峡を通過しました。

関門海峡は船舶の往来が非常に多く、さらに幅の狭い海峡です。そのため、通過時にはいつも以上に緊張感がありました。周囲の船の動きをよく確認しながら、班員同士で協力して無事に航行することができました。

当直ではない生徒も見学を行い、海峡の狭さや多くの船が行き交う様子に驚きました。また、海峡を泳ぐイルカの姿を見ることができたことも、とても印象に残っています。普段の学校生活ではなかなか見ることができない景色に、乗船実習ならではの学びを感じました。

関門海峡を無事に通過した後は、四国沖でマグロ延縄実習を行いました。詳しい様子は次回の記事で紹介しますが、これまで準備してきたことを実際の海の上で行う、とても大切な実習となりました。

マグロ延縄実習を終えた後、海洋丸は最初の寄港地である鹿児島へ向けて航海を続けました。

しかし、鹿児島に到着しても、すぐに上陸できるわけではありません。上陸するためには、事前に行われる上陸テストに合格する必要があります。私たちは限られた時間を活用しながら勉強に励み、全員が無事に合格することができました。

これで、17名全員が安心して鹿児島での活動に参加することができます。

5月22日、海洋丸は最初の寄港地である鹿児島港に入港しました。岸壁からは桜島を間近に見ることができました。久しぶりに陸地へ上がることができ、大げさに聞こえるかもしれませんが、喜びと感動を味わいました。

寄港地研修では、「いおワールド鹿児島水族館」を見学しました。館内では、鹿児島周辺の海に生息するさまざまな生物を観察することができ、海への理解を深める貴重な機会となりました。

また、自由行動では、鹿児島名物のしろくまを食べたり、西郷隆盛像や天文館周辺を訪れたりしました。それぞれが鹿児島のおいしい食べ物や歴史、文化に触れながら、有意義な時間を過ごすことができました。

今回の航海では、出港直後から航海当直や船内作業、関門海峡の通過、マグロ延縄実習、そして鹿児島入港まで、たくさんの経験をしました。船の上では、時間を守ること、周りと協力すること、安全を意識して行動することの大切さを強く感じました。

まだ乗船実習は続きます。残りの実習も安全第一で、真剣に取り組んでいきたいと思います。

次回は、マグロ延縄実習の様子をお届けします。
お楽しみに!

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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