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《海洋技術コース》②マグロ延縄実習に挑戦しました

2026.06.29 更新

みなさん、こんにちは!
海洋技術コース3年生です。

30日航海の様子を紹介する第2回目は、マグロ延縄実習についてお届けします。

今回のマグロ延縄実習は、当初8回実施する予定でしたが、台風の影響により7回の実施となりました。2年生の30日航海でもマグロ延縄実習を経験しましたが、今回はさらにレベルアップした内容となり、より実践的な作業に取り組みました。

海洋丸でのマグロ延縄実習は、太陽が昇る前の午前4時ごろから始まります。まず行うのは「投縄」です。投縄とは、魚を獲るための縄を海に仕掛けていく作業です。

延縄とは、幹縄と呼ばれる長い縄に、枝縄と呼ばれる短い縄をたくさん取り付け、その先に釣り針と餌を付けて魚を獲る漁法です。長い幹縄に多くの枝縄を付けて海に仕掛けるため、作業には正確さと集中力が必要です。

海洋丸の実習では、生徒がブイの用意、枝縄の用意、餌付けの役割をローテーションしながら行いました。

特に難しかったのは餌付けです。針に餌を付ける時にうまく引っかからず、時間がかかってしまうこともありました。しかし、何度も作業をするうちに少しずつコツが分かり、早く正確に餌を付けられるようになりました。

餌付けに使ったあとの軍手には、餌のイワシのにおいがしっかり染みついていました。大変な作業でしたが、実際の漁業の現場に近い経験ができていることを実感しました。

太陽が昇り、朝食の準備ができる午前7時ごろに投縄は終了しました。約3時間にわたる投縄は、体力的にも精神的にも大変でした。それでも、班員と声を掛け合いながらやり切ることができ、大きな達成感がありました。

投縄から約5時間後、正午過ぎからはいよいよ「揚縄」が始まります。揚縄とは、海に仕掛けた縄を引き上げる作業です。

揚縄は前半と後半に分かれて行い、それぞれ数カセットごとに交代しながら作業しました。揚縄には特に危険が伴うため、船員さんの指示をよく聞き、安全を最優先にして、できる範囲で作業を行いました。

作業では、ラインホーラーと呼ばれる機械で幹縄を巻き上げ、ブランリールと呼ばれる機械で枝縄を巻き取ります。2年生の時のマグロ延縄実習では行わなかったスナップ外しにも挑戦しました。

縄を巻き上げるスピードは速く、最初はとても難しく感じました。しかし、みんな自分から進んで作業に入り、少しでも役に立とうと動いていました。

釣り上げられた魚は、船上で処理を行います。尾叉長、重さ、性別を測定し、内臓やえらを取り除いたあと、冷凍庫へ運びます。

実際に釣り上げられた魚が暴れる迫力はすさまじく、床や壁に血が飛び散る場面もありました。教室で学ぶだけでは分からない、命を扱う現場の緊張感を強く感じました。

7日間の実習での釣果は、キハダ、カジキ、シイラ、サワラなどでした。実際に自分たちが準備した延縄で魚が釣り上がると、これまでの作業が結果につながったように感じ、とても印象に残りました。

太陽が傾く午後5時ごろ、汗と海水で体がべとべとになりながら、約5時間にわたる揚縄が終了しました。投縄から揚縄まで、長い一日でしたが、その分だけ学ぶことも多くありました。

今回のマグロ延縄実習では、2年生の時よりも自分たちが成長したと感じる場面がたくさんありました。作業の流れを理解し、自分が今何をするべきかを考えながら動くことができるようになってきたと思います。

マグロ延縄実習を通して、協力すること、自ら進んで作業を行うことの大切さを改めて実感しました。自分からやるべきことを見つけて行動する力は、これからの進路や将来にも必ず役立つと思います。

今回の実習は、私たちにとって大きな糧となる、とても貴重な経験になりました。

次回は、乗船実習の続きの様子をお届けします。
お楽しみに!

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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