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【マイスターハイスクール】持続可能な鮭増殖事業に関する研究 Vol.3 稚魚生残率の確認を糸魚川ジオパーク大使が視察!

2022.03.10 更新

こんにちは!資源育成コース2年の渡邉、五十嵐です。

3月10日(木)、糸魚川市内の「SDGs」についての視察に来られていた糸魚川ジオパーク大使の伊藤聡子さんに、私たちが取り組んでいる持続可能な鮭増殖事業に関する研究について、紹介させていただきました。

※これまでの取り組みは下記のページをご覧ください!

【マイスターハイスクール】持続可能な鮭増殖事業に関する研究 Vol.1 サケの捕獲にチャレンジ!

【マイスターハイスクール】持続可能な鮭増殖事業に関する研究 Vol.2「発眼卵放流」に挑戦!

はじめに、この取り組みの背景や目的、概要を説明しました

なんと!長靴を履いて川の中も見てくださいました!

12月24日にバイバートボックスを埋設してから約2ヶ月半が経過したため、試験的に1つを掘り起こして、バイバートボックス内の稚魚の様子を一緒に確認しました。

バイバートボックスを掘り起こして封を開けると・・・

ほとんどの稚魚の生存が確認できました

俊敏に泳ぐサケの稚魚

1つのバイバートボックスには約300粒の「発眼卵」を入れて埋設していましたが、死んでしまっていた卵は5粒のみでした!

生残率は、295尾/300粒*100(%)=約98%という高い結果でした!

私たちも発眼卵放流してから初めて状態を確認していましたが、元気に生き残ってくれていて感動しました。

それと同時に、発眼卵放流には「持続的な鮭増殖事業」を達成させるだけの可能性があるのではないかと、実感しました。

今回、視察にきていただいた糸魚川ジオパーク大使の伊藤聡子さんにも、私たちが取り組んでいる「持続的な鮭増殖事業に関する研究」や「発眼卵放流」のことについて、少しでも知っていただけて本当に良かったです。

今後、持続的な鮭増殖事業が展開できるよう、引き続き研究を積み重ねていきたいです!

視察の記念に1枚(※撮影の時だけマスクを外しています。)

新潟県立海洋高等学校 航海日誌 運営元:新潟県立海洋高等学校

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