今、全国各地で内水面養殖(淡水域での養殖)が盛んになりつつあります。特に冬場に海が荒れ、単調な海岸線を持つ新潟県では、将来に有望視されている産業です。海洋高校では、黒いダイヤモンドと呼ばれる高級食材「キャビア」を生産するために、平成27年度より地元企業と連携してチョウザメの養殖に取り組んでいます。令和元年12月現在、飼育開始からおよそ5年が経過しチョウザメはかなり大きくなりました。海洋高校生の実習が、糸魚川を世界的なキャビアの産地にするかもしれません!
飼育開始時のチョウザメ稚魚(キャビアが採れるまで8年)。
チョウザメ養成魚(平成29年時点:キャビアが採れるまで5年半)
養殖を開始した年のチョウザメ(5歳魚:キャビアが採れるまで3年)